みんな同じってあるんですか?
「みんなと一緒ですね」と言われて喜ばないのは自分だけでしょうか?笑
多少のランダムはあれど基本は同じですが、
その「多少のランダム」は個性を作っています
怪我でも個性がでる
例えば足首捻挫でも「強度」や「その人がやっているスポーツ」でも大きな違いになってきます。当然、その怪我に対してどのように反応しているのかも違ってくるので同じ対応では絶対エラーが出てきます。や
全く同じ日、同じ場所(足首捻挫)の怪我をした高校生のサッカー部の選手がいました。両者ともに腫れの具合は同じくらいですが
一人は「多少痛くてもこのくらいならばできる」
もう一人は「ちょっと(プレーするのが)怖いです」
というと当然対応の仕方も変わります。
それ以外にもどのくらいの代償運動が出ているのか?によってプログラムも変わるし、
同じ治療をしたとしても、反応も個体差があるので変わってきます。
そのたくさんの違いがある中で同じメニューを課しても、良い人悪い人いるのは当然です。
今、2024年問題と言って長時間労働から守るための法律によって変化が出てくる業界がたくさんあるようですが、人材不足のために効率性を求めるために「誰でも、同じようにできる仕組み作り」をすることが一つの解決策になったりもします。
人の身体を扱う場合はそうにはいきません。個体差がある中でそれぞれのニーズを叶えようとしたら良い軌道に乗るようにランダムに方法を変えて行くしかありません。
医師も同じでたまたま良くなった人からは「良いお医者さん」と言われて、
完璧にいかなかったら「ヤブ医者」とレッテルを貼られる世界だと聞きました。
人材不足、経験不足。働く場所によって課題は違いますが、最低限我々の仕事は「よく話を聞いて、フィードバックをもらって、解決を繰り返す」ことでしか信頼関係は作れないのは確かです。