#108 骨折時の固定について

骨折をしたり、捻挫をすると固定をすることがあります。

捻挫をした部分、折れている骨の部分が損傷しているので固定をする事で修復が早くなる、動くと痛いから動かさないように固定が勧められています。
*個人的に思うことなので参考程度としてお読みください。必ず医師の指示に従ってください。ここでは専門的な言い方はなしにして、一般的に分かってもらえるようにするのが目的なので出来るだけ分かりやすく、ストレートな表現を使います。
もし骨折をしたらまずは変形していたり、脱臼を伴う場合は固定は絶対的に必要です。
固定をするにはメリットがあります

メリット

・動かないので痛みを伴わず、修復されやすい
・動かさないと「患部」は悪化しないので、精神的安心感にも繋がる

骨が元の形に修復されるまでは固定は必要かも知れません。

ですが、筋肉も同じですが使わないと落ちていきます。当然骨も弱くなっていきます。

デメリット
・使わない組織は劣化する(筋肉は落ちていく)
・動かさないので関節も硬くなる。(水分を失い、硬くなる。)
・「動かすと痛い」という意識が頭に根付いてしまう
・骨だけの修復を考えているのでスポーツをしている人なら復帰は遅くなる
いろいろ考えられますが、「適度に動かして、適度に固定する」というのが個人的には一番良いかなと思います。
食べ物に関しても絶対に控えて欲しいのは砂糖(人工甘味料は基本でNG)とアルコール、カフェインで個人的には絶対的にファスティングをしますがここでは固定療法以外の話は割愛します。 
「適度に固定して、適度に動かす」というと難しいですが、負荷と大きく動かして下さいという意味です。
例えばバイクで転んで腕を骨折した場合、腕は動かせないけれど指は動かせますよね。
固定するのは折れた患部だけで、折れていない部分に関しては動かさないとデメリットだけが蓄積して
実際にリハビリをしたりする時に一番問題になるのは、固まってしまった組織の対処や腕の固定で動かなくなった首や別の関節の対処など2次的な問題です。 
右腕が動かせなくなると、左の足も動かしにくくなるし、背中を丸めたりと背骨もある程度動きは制限されてしまいますので2次的は問題が大きくなってきます。腕の問題が別の部位に発展する事は良くあることです。

セルフマッサージをする

骨折したりした部分を固定しているので、骨は動かせません。しかし、その表層部にある皮膚は絶対に動かしておく必要があります。 

 

痛い部分が深い場合、その表層部の皮膚(患部を軽く)触ったり、皮膚を動かしたしするだけでも患部を間接的に動かすこともできます。痛くて、深く(強く)触りたくない人はおすすめです。

「痛くて、動かせない」のと「動かせないから痛い」は違います

怪我をすると動かすと痛いから動かしたくないという人がいます。骨折したり明らかな損傷がある場合は当然動かさないほうが良いのですが、一度修復したら(医師に患部は治っていると言われた場合)、その痛みは「動かせないから痛い」という判断が多いです。 

 

前述した通り、痛みは「患部の痛み」もありますが「周囲の組織の防御反応によって、患部を動かすことへの恐怖」からの痛みのあります。

 

「痛いから動かせない」ではなくて、「動かせないから痛い」というのはとても多くあり慢性の痛みの多くはこのパターンが成り立ちます。  

 

 

よくわからなかったり、不安な場合はその場合は近くの専門家へお問い合わせください。

 

結論:怪我の後の固定はメリットも当然ありますが、デメリットも多く存在すると考えています。もし「自分ならこうする」という意味合いで書きました。 

結論として

①完全に骨が繋がるまでは固定はする。

②その間にできること

A. アーシング

B.ファスティング

C.余計な糖分、アルコール、カフェイン、有毒かと思われる食品添加物・残留農薬は絶対NG

D.患部以外は動かす、セルフマッサージする

③骨が繋がったのを確認したら、とにかく動かす(具体的は方法は部位にもよるので割愛します。

*「どうしても」の緊急以外は痛み止めは飲まないなどという感じかなと思います。いずれにしても、不安な事も多いと思いますので詳しくは医師の診断の元行うのをお勧めします。