#107 チートデーの裏側

「チートデー」の裏側

*チートデイとはダイエット中の人が自分に許しを与えて、その日だけは食べて良いので明日からまたダイエット頑張ろうと一日ご褒美の事。

ダイエットをした時に毎日「食べて良いもの」「食べていけないもの」やその量などを制限してダイエットの習慣にしている人は多くいます。

パーソナルトレーナーから指導を受けたり、管理栄養士に指導を受けたりしていると事細かく指定させると強制力がある一方でかなり窮屈に感じてしまうものです。

毎日頑張っているから今日だけ特別という感覚でチートデーがあります。

毎日忙しくお仕事しているから週末はゆっくり休むというのであれば普通のお仕事と変わりなので、チートデーがあっても全然良いと個人的には思います。
休みがないと体調崩すし、毎日動きっぱなしというのは流石に無理です。

でも気になるのが「チートデー」というその名前。

チート(Cheat):ズルをするというところが由来だと思うのですが、その言葉は毎日が辛くて、自分にストレスを与えているという意味に聞こえてしまうし、チートデーに食べる(例えば)ケーキやアイスクリーム、ピザ、パスタなどは美味しくて自分に癒しを与えてくれるものという感覚に聞こえます。

ダイエットくらい気軽な挑戦であれば、チートしても良いかもしれませんが
体調を崩されて、(例えば)ガンになった人が食事の習慣を改めようとした時にその瞬間から強い覚悟と共に生活習慣を改めます。

喫煙、飲酒のような習慣も生命の重さと比較したら、そのくらいの習慣は一気に絶てる人が多くいますが
ダイエットになると結構気軽で生命と天秤にかける事はないのでチートしても、生命のリスクを感じることはありませんね。

「今日はチートデーだから食べてもいいの」という言葉を聞きましたが、
良い悪いという事は別として、その人って毎日の食事の習慣を辛いと思って生活していて、本当は大好きなものを我慢しているんだなあと感じてしまいました。

言葉の使い方だけでその人の考えを表していて、心理まで読み取れるような気がしていて。

同じように「忙しくて何もできない」という言葉を使う人がいますが、
その裏側には「それをやるほどの価値がない」という意味が含まれているので言葉以上にその人の心の裏側まで垣間見るときに多々あります。

習慣って大きく変えるのはストレスなので、出来る限りの小さいことをどれだけ積み重ねられるのか?なので大きく習慣を変えようとすると、生命と天秤にかけるくらいの大きな決意と決断が大事かなというのが個人的な考えです。